シロアリ駆除
白アリ消毒、防腐・防カビ剤散布工事｜大阪府阪南市
大阪府阪南市にて白アリ消毒、防腐・防カビ剤散布工事を行いました。
案件情報
【ご依頼内容】大阪府阪南市 白アリ消毒、防腐・防カビ剤散布工事 →シロアリ駆除サービスページ
【対応】今回は阪南市にて、中古住宅をご購入されたお客様より「これから長く安心して住み続けられるよう、白アリ予防をしておきたい」とのご相談をいただき、白アリ消毒と同時に防腐・防カビ剤の散布工事を実施しました。
施工中写真
スタッフからのコメント
■中古住宅購入時にこそ白アリ予防が重要
中古物件は、築年数や過去の管理状況によって床下の湿気環境が異なり、白アリ被害のリスクが高まる場合があります。外観からは一見きれいに見えても、床下や壁の内部にまで白アリが侵入しているケースも少なくありません。
白アリは木材を食べて家の構造体を弱らせるため、気づかないうちに大切なお住まいの耐久性が損なわれてしまう恐れがあります。実際、被害が発覚してから修繕を行うとなると、柱や土台の補強、床の張り替えなど大規模な工事が必要となり、予防に比べて数倍のコストがかかることも珍しくありません。
今回ご依頼くださったお客様も「購入直後にきちんと予防しておけば、今後安心して暮らせる」と考えられ、早い段階でご相談いただきました。白アリ対策は“被害が出てから”ではなく“被害が出る前”に行うことが何より大切です。
■防腐・防カビ剤の同時施工で長期的な住まいの保護
白アリ消毒と同時に、防腐・防カビ剤の散布工事も実施しました。阪南市は海沿いに位置し、湿度が高く床下に湿気がこもりやすい地域です。湿気が多い環境では木材の腐朽やカビの発生が進みやすく、白アリだけでなく木材腐朽菌による劣化も進行しやすくなります。
防腐・防カビ剤を併用して施工することで、白アリだけでなく木材腐朽やカビの発生リスクを同時に抑えられます。今回のように「白アリ消毒＋防腐防カビ処理」を同時に行うことで、別々に施工するよりもコストを抑えながら長期的な住まいの保護が可能となります。
【よくある質問】『シロアリはどの時期に発生しやすいですか？』など掲載
■株式会社アビリティの施工の流れ
当社では、まず床下の現地調査を徹底して行い、被害の有無や湿気環境、床下の換気状態を詳細に確認します。
その後、以下の手順で施工を進めました。
①床下の清掃・点検
木屑やゴミを取り除き、薬剤がしっかり浸透するよう環境を整えます。
②白アリ予防薬剤の散布
専用の薬剤を床下の木部や土壌に均一に散布。木材内部に薬剤を浸透させることで、白アリの侵入・食害を長期間にわたって防ぎます。
③防腐・防カビ剤の塗布・散布
白アリ予防薬剤とは別に、防腐・防カビ効果を持つ薬剤を木部へ処理。カビや腐朽菌の繁殖を抑え、構造材の耐久性を高めます。
④最終確認とお客様へのご説明
施工後は床下の写真を撮影し、薬剤の散布状況や今後のメンテナンス方法をご説明。安心していただけるよう、記録をお渡ししています。
■白アリ予防を怠った場合のリスク
白アリの被害は初期段階では目に見える症状がほとんどなく、長期間放置されるケースが多くあります。
気づいた時には柱がスカスカになっていたり、床が沈むなど構造的な被害が進行していることも少なくありません。
このような状況になってしまうと、単なる薬剤散布ではなく大規模な補修やリフォームが必要となり、費用も大きく膨らみます。
さらに白アリは、湿気を好むため、台風や大雨が多い地域では被害の拡大が早い傾向にあります。阪南市のように海に近く湿度が高い地域では、予防措置を早期に取ることが特に重要です。
■定期的な点検とメンテナンスのすすめ
白アリ予防は一度施工したら終わりではありません。薬剤の効果は長期間持続しますが、環境や住宅の状態によっては効果が薄れることがあります。
株式会社アビリティでは、定期点検や再施工のご案内も行い、長く安心できる住まいをサポートしています。
「数年ごとの点検」を習慣づけることで、万一の初期被害を早期発見し、最小限のコストで対応が可能です。
■まとめ
今回の阪南市での施工では、中古住宅を購入されたタイミングで白アリ予防と防腐・防カビ処理を同時に行うことで、長期的に住宅を守る体制を整えることができました。
白アリ被害は見えない場所で静かに進行するため、「まだ大丈夫」と思っていても、知らないうちに家の構造体が弱っていることもあります。
早めの予防こそが、結果的にもっとも経済的で確実な対策となります。
株式会社アビリティでは、赤外線カメラや専門的な調査技術を活かし、被害状況や環境に合わせた最適なプランをご提案しています。
白アリ予防や防腐・防カビ処理をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
