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施工実績

シロアリ駆除

シロアリ駆除、防除工事|大阪府豊能郡豊能町

大阪府豊能郡豊能町にて押入・勝手口木枠・床下のシロアリ駆除、防除工事を行いました。

案件情報

【ご依頼内容】大阪府豊能郡豊能町 押入・勝手口木枠・床下のシロアリ駆除、防除工事 →シロアリ駆除サービスページ
【ご依頼のきっかけ】「押入を掃除していたら、見慣れない虫を見つけたので見てほしい」とのことで、急ぎ現地にお伺いしました。
押入の中で動いていたのはシロアリ。羽アリではなく、木部を加害する働きアリが確認されました。この時点で、お客様は「まさか家の中でシロアリが…」と大変驚かれていましたが、実は室内での発見は被害がすでに進行しているサインです。

 

【施工内容】今回の工事では、被害の完全駆除と再発防止のための予防処理を同時に実施しました。
①床下全面消毒
・高耐久型のシロアリ防除薬剤を使用し、木部・土壌の両方に薬剤を散布
・特に蟻道が集中していた断熱材周辺は薬剤の浸透性を高めるよう施工

②被害部位の重点処理
・スタイロ断熱材と座板の間の蟻害部に薬剤を直接注入
・勝手口木枠は穿孔して内部に薬剤を加圧注入し、奥深くまで浸透させました

③室内の痕跡部処理
・押入内部の木部や蟻道跡に薬剤を散布し、再侵入を防止

スタッフからのコメント

<現地調査で判明した被害状況>
調査では以下のような被害が確認されました。
①押入内部のシロアリ活動痕
木部表面に細かな土の塊(蟻道)が付着し、内部に空洞化した部分も確認。
②床下全面の蟻害
床下に複数の蟻道が広がっており、その一部はスタイロ断熱材と座板の間まで侵入・加害していました。断熱材に沿って被害が進むケースは珍しくありませんが、この場合は木材の内部まで食い進んでおり、放置すると構造部材の強度低下につながります。
③勝手口木枠の被害
室外からの雨水や湿気の影響を受けやすい勝手口木枠にも蟻害を確認。見た目は一部表面の剥がれだけでも、内部では空洞化が進行していました。
④外部構造部は異常なし
外部基礎や庭周辺では今回活動痕や被害は見られなかったため、外部消毒は実施せず、室内・床下中心の施工としました。

【事例】『シロアリ大量発生!建物全体への被害拡大』など掲載中

<施工後の所見と今後の注意点>
・現在活動中のシロアリは駆除済み
・床下および勝手口木枠の一部木材は強度が低下しており、将来的には補修工事を検討する必要があります
・木材や断熱材の間は湿気がこもりやすく、再発リスクが高まるため、1〜2年ごとの定期点検を強く推奨します

<シロアリ被害を早期発見するためのポイント>
今回のように、押入や木枠、床下断熱材の近くで以下のような症状を見つけたら、早めの調査が必要です。
・木部に泥状の筋(蟻道)がある
・表面を押すとフカフカする
・押入や床下からカサカサ音や虫の動く音がする
・羽アリや小さな白い虫を室内で見かける

これらのサインはすでに内部で被害が進んでいる可能性が高く、放置するとリフォーム規模の修繕費用が必要になることもあります。

今回の工事では、押入・床下・勝手口木枠の3箇所にわたるシロアリ被害を確認し、床下全面消毒・被害部注入処理を実施しました。
シロアリは暗く湿った場所を好み、断熱材や木枠など狭い隙間を通って被害を広げます。
室内で見慣れない虫や泥のような付着物を発見したら、すぐに専門業者へご相談ください。

【お問い合せ】お客様一人ひとりのご要望に寄り添って柔軟に対応いたします
 

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