施工実績

〈新築・築浅のお家でも油断できない！天井裏からの異臭、もしかしてその正体は…？〉
「築10年ほどのまだ新しい家なのに、最近なんだか天井裏から変な匂いがするんです…」先日、リピートのお客様からこんなご相談をいただきました。
前回はお母様のお宅でネズミの被害を解決させていただきましたが、今回はご依頼主様ご自身のお宅のお悩みです。お話を聞くと、以前から天井裏で物音がしたり、不快な匂いがしたりしていたそうです。

新築や築浅のお家にお住まいの方の中には、「うちは新しいから大丈夫」と思われている方も少なくありません。しかし、その思い込みが大きな落とし穴となることがあります。実際、今回のお客様のお宅でも、点検してみると信じられないほどの被害が広がっていました。まだ新しいはずなのに、なぜ？ 天井裏を覗いて衝撃の光景が…ご依頼を受けて早速、天井裏の点検をさせていただきました。

天井点検口を開けると、まず鼻をついたのは、強烈な異臭。そして、懐中電灯の光が捉えたのは、至る所に散乱したネズミの糞尿でした。
お客様のお宅は築10年。一般的にネズミが侵入しやすいとされる隙間はほとんど見当たらず、非常に綺麗な状態でした。本来であれば、ネズミが簡単には入れないはずです。しかし、よく調べてみると、ある場所がネズミによってかじり取られ、大きな侵入口となっていました。

【事例】『「室内でネズミを見かけた」とのお問い合わせ：ネズミ駆除』など掲載中

■ネズミの驚くべき破壊力
ネズミはわずか1cmほどの隙間があれば侵入できると言われています。そして、彼らは非常に硬いものをかじる習性があります。電気の配線や木材、プラスチックなど、ありとあらゆるものをかじって、通り道を作ってしまうのです。今回のお客様のお宅でも、本来は密閉されているはずの場所が、ネズミの強力な歯によってかじり破られていました。おそらく、外から侵入してきたネズミが、そこを新しい住処として定着し、繁殖を繰り返していたのでしょう。

〈放置するとこんな被害が！天井裏のネズミが引き起こす問題〉
天井裏にネズミが住み着くと、単に不快なだけでなく、様々な問題を引き起こします。

■強烈な悪臭
ネズミの糞尿は、一度天井裏に染み込むと簡単には消えません。特に、被害が広範囲に及ぶと、家全体に不快な匂いが充満してしまいます。

■健康被害
ネズミは様々な病原菌を持っています。糞尿やネズミの体についたダニ、ノミが家の中に散らばることで、アレルギーや感染症を引き起こす可能性があります。

■建物の劣化
ネズミがかじった断熱材や木材は、家の耐久性を著しく低下させます。断熱効果が損なわれることで、冷暖房の効率が悪くなり、光熱費の増加にも繋がります。

■火災のリスク
電気の配線をかじられると、漏電による火災が発生する危険性があります。これは、絶対に避けなければならない最も重大なリスクです。

早期発見・早期対策が何よりも重要です。
お客様には、天井裏の状況と、放置した場合のリスクを詳しくご説明しました。まだ被害が拡大する前だったため、今回は以下の作業をご依頼いただきました。

〈徹底的な糞尿の清掃・消毒〉
まず、天井裏に散乱した大量の糞尿を丁寧に除去し、特殊な薬剤で徹底的に消毒します。これにより、悪臭の原因を根本から絶ち、衛生的な環境を取り戻します。

■ネズミの侵入口の封鎖
ネズミによってかじられた侵入口を、かじられない素材で完全に塞ぎます。これにより、新たなネズミの侵入を防ぎ、再発を防止します。

■捕獲・駆除作業
天井裏にまだ残っているネズミを、専用のトラップなどを設置して捕獲・駆除します。

新築や築浅のお家にお住まいでも、「天井から変な音がする」「最近、不快な匂いがする」といった異変を感じたら、それは害獣が住み着いているサインかもしれません。
「まだ新しい家だから大丈夫」という思い込みは、被害を拡大させる原因になります。ネズミは、私たちが想像する以上に賢く、そして強靭な歯を持っています。わずかな隙間や、本来は侵入できないはずの場所をこじ開けて、家の中に侵入してくるのです。

天井裏の音や異臭は、決して気のせいではありません。そのままにしておくと、健康被害や建物の劣化、そして火災などの重大な問題に発展する可能性があります。
「もしかして…？」と思ったら、まずは専門家にご相談ください。私たちはお客様の安心・安全を第一に考え、丁寧な点検と確実な対策をご提案いたします。

もちろん、ご相談だけでも構いません。お客様が抱える不安を一つひとつ解消できるよう、誠心誠意対応させていただきます。
あなたの大切なお家を守るため、そしてご家族の健康を守るため、気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

【お問い合せ】ネズミ駆除お経験豊富なスタッフがご相談を承ります