シロアリ駆除
シロアリ消毒、床下換気扇工事|山口県宇部市
山口県宇部市にてシロアリ消毒、床下換気扇工事を行いました。
案件情報
【ご依頼内容】山口県宇部市シロアリ消毒・床下換気扇工事 →シロアリ駆除サービスページ
【対応】和室の絨毯をめくったところ、畳がイエシロアリによる食害があり点検依頼をいただきました。点検の結果、床下全体にイエシロアリの蟻道を確認し、リビングの本棚の下は床板に穴が空き、壁の中にも巣を作っていました。床下の通気性が悪い為、木材にカビが発生していました。リビングの壁を開口しシロアリの巣を取り出してから床下全体の消毒と防カビ剤の散布、床下扇の取付け工事を行いました。
施工中写真
スタッフからのコメント
■床下の通気不良が引き起こす“二重被害”
今回の現場で問題となっていたのは、単なるシロアリ被害だけでなく、床下の通気性の悪さでした。床下の湿気が逃げにくい環境では、次のような悪循環が起こります。
①湿度上昇→木材が常に湿った状態に
②カビの発生→木部の強度が低下
③シロアリが好む“柔らかい木”が増加
④食害のスピードが加速
つまり、カビとシロアリは密接に関係しているのです。特にイエシロアリは水を運ぶ能力が高く、自ら湿度を保ちながら家全体に被害を拡大していきます。
■点検でわかった深刻な被害状況
点検時、床下にはイエシロアリの蟻道(ぎどう=通り道)が多数確認され、リビングの本棚下では床板に穴が空き、壁内にも巣が形成されていました。さらに、床下木材の一部にはカビが発生し、通気不足が明らかに。
湿気がこもる家は、まさにシロアリにとって“理想的な環境”です。放置すれば木材の腐朽が進み、床が沈む・柱が弱る・扉が閉まりにくくなるなど、建物全体の構造にも影響を及ぼします。
■今回行った対策と施工内容
被害を食い止めるため、アビリティでは駆除+環境改善の両面から施工を行いました。
①リビング壁の開口・巣の除去
壁内部に形成されていた巣を丁寧に取り除き、生息個体を根こそぎ駆除しました。
②床下全体の消毒と防カビ処理
薬剤による木部処理を行い、再侵入を防止。さらに、防カビ剤を床下全域に散布し、今後のカビ繁殖を抑制しました。
③床下換気扇の設置
湿気対策の要となる床下換気扇を設置。空気の流れを強制的に作り出し、湿気を外部へ排出します。これにより、床下環境を常に乾燥・清潔な状態に維持できます。
【事例】『倉庫に蟻道らしき跡があるとのご相談:シロアリ駆除』など掲載中
■シロアリ対策は“環境改善”が鍵
多くの方が「薬剤で駆除すれば終わり」と思われがちですが、実際には湿気環境を改善しない限り再発リスクは高いままです。特に、築15年以上の木造住宅では次のようなケースに要注意です。
・北側や日陰に面した家
・周囲にコンクリート塀があり、風通しが悪い
・床下の点検口が狭く、長年チェックしていない
・畳や床が沈む・カビ臭がする
こうした住宅では、床下の湿気が慢性的にこもりやすく、
知らないうちに「カビ+シロアリ」のダブル被害が進行していることもあります。
■まとめ:湿気対策こそが最強のシロアリ予防
今回のように、通気不良からカビ・腐食・シロアリ被害が同時に進行するケースは少なくありません。被害が出てからでは補修範囲も費用も大きくなります。
〈早期発見・早期対策のポイント〉
・床下点検は3〜5年に一度
・シロアリ消毒+防カビ施工の同時実施
・換気扇設置で湿度管理を徹底
湿気のコントロールこそが、家を長持ちさせる最大の秘訣です。
株式会社アビリティでは、シロアリ駆除だけでなく「湿気・カビ・腐食」を総合的に改善する床下環境トータルメンテナンスを行っております。
「畳が柔らかい」「床下がカビ臭い」「シロアリが心配」など、気になるサインを感じたら、まずは無料点検をご利用ください。専門スタッフが現場状況を的確に診断し、再発を防ぐ最適なプランをご提案いたします。