豆知識
梅雨入り前のチェックポイント5選！雨漏りを防ぐために今すぐ確認
いよいよ梅雨入り目前。毎年この時期になると、「急に雨漏りがしてきた！」というご相談が増えてきます。
でも実は、梅雨前のちょっとしたチェックで防げる雨漏りも多いんです。
今回は、プロ目線で選んだ『梅雨入り前に確認すべき5つのチェックポイント』をご紹介します。
実際の修繕施工事例も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください！
施工事例 その1
【ご依頼内容】
「室内の壁にシミがある」とのお問い合わせをいただき、現地調査に伺いました。
天袋（てんぶくろ）から屋根裏の状態を確認したところ、屋根と壁の取り合い部分から雨水が浸入した形跡を確認。屋根自体には目立った破損がなかったものの、外壁には大きなクラック（ひび割れ）が発見されました。強風を伴う雨の際に、壁際の板金内部に雨水が吹き込んでいる可能性が高い予想しました。そこで、現場に合わせてオーダーメイドで板金を加工・設置し、さらに外壁のクラックに対してはコーキング処理を施すことで、雨水の侵入経路をしっかりと塞ぎました。壁からの雨漏りのよくある原因もご紹介しています。
→施工事例：雨漏り対策工事｜愛媛県東温市の詳細ページ
施工事例 その2
【ご依頼内容】
一階天井からの雨漏りが発生しているとのご相談を受け、現地調査を実施いたしました。
まずは散水調整を行い、雨水の侵入箇所を特定。調査の結果、二階の窓枠付近およびベランダの取付ボルト周辺からの漏水が判明しました。
対応としては、雨水の侵入を防ぐため、板金加工物の設置とシーリング処理を丁寧に施しました。しかしながら、調査を進める中で、床下にまで漏水が及んでいることがわかり、念のため床下を点検したところ、シロアリの被害を発見。速やかにシロアリ駆除工事を実施いたしました。こういった雨漏りがシロアリ被害を引き起こすケースもあります。
→施工事例：雨漏り、シロアリ被害対策工事｜東京都西東京市の詳細ページ
梅雨入り前のチェックポイント5選！
①屋根のズレや割れ
屋根材（瓦・スレート・板金など）のズレやひび割れは、雨水の侵入経路になります。
台風や強風でズレることもあるので、遠目でも違和感があれば専門業者に点検してもらうのが安心です。
②雨どいの詰まり・破損
落ち葉や泥が詰まってしまうと、雨水がスムーズに流れず逆流してしまいます。
外壁や屋根の劣化を早める原因にもなるので、定期的な清掃や点検をおすすめします！
③ベランダやバルコニーの排水口
見落としがちなのがベランダやバルコニーの排水まわり。
ゴミが溜まっていると水があふれ、サッシのすき間や防水層の劣化から雨漏りにつながることがあります。
④外壁やコーキングの劣化
外壁のヒビ割れや、サッシまわりの**コーキング（目地材）**の劣化も雨水の侵入口に。
「ちょっとしたヒビだから大丈夫」と思っていると、内部にまで水が回りカビや構造腐食の原因になることも。
⑤天井や壁のシミ・異臭
室内の天井や壁に薄いシミがあったり、カビ臭いにおいがする場合、すでに内部に雨水が侵入しているサインかもしれません。
この段階で気づければ、大きな工事を防げることもあります。
ちょっとの確認が、大きな安心につながります
梅雨入り前のこの時期こそ、雨漏りを未然に防ぐ絶好のタイミングです。
今回ご紹介した5つのチェックポイントをぜひ参考に、まずはご自宅の外回りを見てみてください。
「自分ではよくわからない」「少しでも気になる箇所がある」そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。
アビリティでは無料で点検・ご相談を随時受付中です！大切なお住まいを守るために、今すぐ動き出しましょう！
