豆知識
湿気と気温で被害が拡大!?シロアリ対策は「梅雨明け」がベストタイミング!
「シロアリって春の羽アリの時期だけじゃないの?」と思われがちですが、実は本当に怖いのは梅雨明け後〜夏にかけての時期。
湿気と高温がそろい、シロアリの活動が一気に活発になる“被害拡大シーズン”なのです。
当社でも、毎年この時期になると「床がブカブカする」「羽アリを見かけた」「点検だけでもお願いしたい」といったご相談が増えてきます。
今回はそんなお悩みを未然に防ぐために、
梅雨明けにシロアリ対策をするメリットや、実際に行ったシロアリ予防の事例もあわせてご紹介します。
「うちは大丈夫かな…」と不安な方は、ぜひ参考にしてみてください!
→シロアリ対策は「梅雨明け」がベスト!シロアリ駆除サービスページ
施工事例 その1
【ご依頼内容】
「2階の部屋にシロアリが出たので調査してほしい」とご連絡をいただき、現地調査を行いました。
調査の結果、シロアリによる被害で浴室前の床が抜けており、その下の床下には蟻道(シロアリの通り道)が確認されました。床下からシロアリが上がってきていたと判断されます。
施工内容は、床下の穿孔注入処理、床下全面への薬剤散布、浴室周辺の壁および被害床の穿孔注入、浴室の壁と床にも念入りに薬剤注入、2階該当箇所の座板をカットし、上部からの薬剤散布も実施しました。
施工事例 その2
【ご依頼内容】
生野区のご依頼先にて、シロアリ予防のための消毒施工を行いました。今回はご住宅全体の安全を考慮し、床下および構造材への確実な処理を実施しています。
◾️玄関部分はスラブ構造でも安心
タイル張りのスラブ玄関には、専用ドリルで穿孔後に薬剤を注入し、見えない場所にも徹底的に処理を施しました。仕上がりも美観を損なわないよう丁寧に補修しています。
◾️納屋部分は床穿孔注入で対応
床下への進入口が確保できなかった納屋は、床上からの穿孔注入処理にて対応。床材を最小限に傷めないよう配慮しながら、しっかりと薬剤を行き渡らせました。
◾️外部木部テラス柱にも予防処理
前回、白アリの被害が見られた木製テラス柱については、念のため再発防止のための予防穿孔注入処理を行っています。木材内部まで薬剤が浸透するよう、プロの手でしっかり施工しました。
梅雨明けからが、シロアリにとって最高の環境!?
梅雨の間に蓄積された湿気と、夏の高温。
この2つがそろう梅雨明け後は、シロアリにとって最も活動しやすい時期です。
実は、シロアリは乾燥が苦手で湿気が大好き。
そして、気温が25~30度を超えると活発に動き出します。
つまり、梅雨明け〜真夏にかけてはシロアリ被害が急増する要注意シーズンなんです!
被害に気づくのは「数年後」…それでは遅い!
シロアリの怖いところは、床下や壁の中など目に見えない場所で静かに進行すること。
「最近ちょっと床がブカブカする」「扉の開け閉めが重い」といった違和感も、実は構造材がシロアリに食われているサインかもしれません。
しかも被害に気づくのは数年後というケースが多く、その頃にはすでに家の土台がスカスカ…なんてことも珍しくありません。
梅雨明け後の「今」がシロアリ点検・対策のゴールデンタイム!
台風シーズンに入ると、雨漏りや湿気がさらに加わり、シロアリの被害が一気に加速することもあります。
今なら…
・湿気や被害状況がはっきり現れやすい
・台風前に補修や薬剤処理が間に合う
・業者の予約が取りやすく、比較的スムーズに施工できる
まさに今が対策のベストタイミングです。
実際にこの時期は、
「羽アリを見かけた」「床下点検をお願いしたい」などのお問い合わせが増えております。
ご希望があれば、無料で床下点検も承っておりますので、お気軽にご相談ください!