雨漏り修繕
雨漏り修繕|神奈川県横須賀市
神奈川県横須賀市にて雨漏り修繕を行いました。
案件情報
【ご依頼内容】神奈川県横須賀市 雨漏り修繕 →雨漏り修繕サービスページ
【対応】現地調査で瓦の割れとルーフィング(防水シート)の劣化を確認後、破損した瓦を撤去し、傷んだ下地材を交換。新しい防水シートを丁寧に施工し、再利用できない瓦は新しいものに差し替えました。
最後に瓦の固定と棟部の補修を行い、散水テストで雨漏りがないことを確認しました。
施工中写真
スタッフからのコメント
■施工概要
今回ご紹介するのは、「瓦が割れて雨漏りしている」とのご相談をいただいたお宅での修繕事例です。
お住まいは築25年ほどの木造住宅。長年の風雨や台風の影響により、屋根の一部の瓦が欠けており、そこから雨水が内部に侵入していました。
一見すると小さなひび割れ程度でも、放置しておくと下地の木材が腐食したり、天井にシミが出たりと被害が広がってしまいます。
お客様からは「最近、雨のあとに天井にシミができてきた」「屋根からポタポタ音がする」とのご相談。
現地調査を行った結果、複数箇所で瓦の割れが確認され、特に棟瓦(むねがわら)周辺や軒先の瓦に隙間が生じていました。
■調査の結果:雨水の侵入経路を特定
屋根の上に上がって調査したところ、割れた瓦の下にある防水シート(ルーフィング)が劣化し、雨水を通してしまっている状態でした。
本来であれば、瓦の下には「ルーフィング」と呼ばれる防水層が敷かれており、瓦の下を流れた雨水を排出する仕組みになっています。
しかし、経年劣化や施工不良によってこのルーフィングが破れたり縮んだりすると、そこから雨水が侵入してしまうのです。
特に今回は、台風による強風の影響で瓦が浮き上がり、微細な隙間が生じていました。
強い風雨が続くと、その隙間から吹き込むように雨水が侵入し、下地材を傷めてしまう典型的なパターンでした。
■施工内容:下地のやり替え+防水シートの再施工
まずは破損した瓦を丁寧に撤去し、下地の状態を確認。
見た目以上に木下地が傷んでおり、一部の野地板には腐朽(ふきゅう)が見られました。
このまま瓦を戻しても再発の恐れがあるため、腐食部分を切り取り、新しい下地材をしっかりと取り付けました。
その上で、防水の要となる「ルーフィング(防水シート)」を新たに施工。
今回は耐久性と柔軟性に優れた改質アスファルトルーフィングを採用し、重ね幅・立ち上がり・釘穴処理を丁寧に行いました。
細かい部分ほど雨漏りの原因になりやすいため、職人が慎重に確認しながら仕上げています。
ルーフィングの施工後は、既存瓦の割れや欠けを確認し、再使用が難しい部分は新しい瓦と交換。
最後に瓦の固定・棟の補修を行い、全体を点検して作業完了です。
■施工後の状態:雨漏りリスクをしっかり防止
補修後には、試験的に散水テストを実施し、雨水の侵入が完全に止まっていることを確認しました。
屋根表面だけでなく、下地から防水層までを丁寧に補修したことで、今後の雨漏りリスクを大幅に低減しています。
お客様からも「以前のような雨音がなくなって安心した」「これで台風シーズンも心配なく過ごせる」と喜びの声をいただきました。
■雨漏り修理のポイント:見えない部分が大切
雨漏りというと、つい「屋根の表面の瓦だけを直せば大丈夫」と思われがちですが、実際はそうではありません。
瓦の下には「防水シート」「下地木材」「垂木」「野地板」など複数の層があり、どこか1つでも不具合があると雨水が室内に回り込んでしまいます。
特に古い住宅では、ルーフィングが寿命を迎えているケースが多く、表面の瓦を交換しただけでは根本解決にならないこともあります。
また、屋根の形状や方角によっても劣化スピードは異なります。
南向きの屋根は紫外線によるダメージが早く、北向きは湿気がこもりやすいため、コケやカビで腐食が進みやすい傾向にあります。
そのため、10年を目安に定期点検を行うことが重要です。
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■担当者からのコメント
今回のように「瓦の割れ」は一見すると小さな問題に見えますが、実際には家全体の寿命に関わる大切なサインです。
瓦屋根は耐久性に優れていますが、経年劣化や強風・地震などでズレや割れが生じると、そこから雨水が侵入してしまいます。
放置しておくと、屋根裏の断熱材や柱まで傷み、最悪の場合は大規模な修繕が必要になることもあります。
「最近、天井にシミが出てきた」「屋根が心配」「以前の台風以降、雨音が気になる」
こうした小さな変化を感じたら、早めの点検をおすすめします。
専門の職人が屋根に上がり、瓦の状態・ルーフィングの劣化・棟部分のズレなどを丁寧にチェックいたします。
■まとめ:早めの点検・補修が家を守る
今回の工事では、瓦の割れとルーフィングの劣化が原因で起きた雨漏りを、下地からしっかり修繕しました。
表面的な修理だけでなく、構造的な部分まで見直すことが長持ちする屋根のポイントです。
屋根は普段なかなか見る機会がない分、劣化に気づきにくい場所です。
しかし、少しの異変でも早期発見・早期対応を行えば、費用も被害も最小限で済みます。
■雨漏り・瓦のひび・屋根点検のご相談は株式会社アビリティへ
調査・点検は無料で行っております。「見積だけ」「状態を確認してほしい」といったお問い合わせも歓迎です。お気軽にご連絡ください。