WORKS

施工実績

雨漏り修繕

防水工事、波板交換工事|大阪市天王寺区

大阪市天王寺区にて防水工事、波板交換工事を行いました。

案件情報

【ご依頼内容】大阪市天王寺区 防水工事、波板交換工事 →雨漏り修繕サービスページ
【対応】
◆ご相談内容
お客様から「3階のベランダから雨漏りしている」とのご相談を受け、現地調査を実施。雨天時に室内側の天井からポタポタと水滴が落ちてくるとのことで、内装のクロスにもシミができており、早急な対応が必要な状況でした。
赤外線カメラおよび目視点検によって、雨水の侵入経路を特定した結果、ベランダの既存防水層の劣化と、波板(屋根材)の破損が主な原因であることが判明しました。特に波板は経年劣化により亀裂や破損が多く、風雨の影響をまともに受けている状態でした。

 

◆ 施工内容
本工事では、以下の工程を経て防水層の改修および波板の交換を行いました。

 

①既存防水シートの撤去
まずは既存の劣化した防水シートを丁寧に撤去しました。シートは部分的に浮きや剥がれが生じており、これが雨水の侵入口となっていました。下地には黒ずみやカビの痕跡も見受けられました。

 

②下地ウレタンコーキング補修
シート撤去後の下地には微細なひび割れが多数確認されたため、ウレタンコーキング剤で丁寧に補修を行いました。この工程により、防水層が形成される前の段階で雨水の侵入リスクを最大限に抑えることができます。

 

③下地調整(カチオン系モルタル塗布)
次に、下地の不陸(凹凸)を整えるため、カチオン系モルタルを塗布し、密着性と平滑性を高めました。この下地調整をきちんと行うことで、上に塗布する防水層の耐久性が格段に向上します。

 

④プライマー塗布
防水材との接着力を高めるため、専用プライマーを塗布しました。プライマーは防水層の初期密着性を大きく左右するため、ムラなく均一に施工することが重要です。

 

⑤ウレタン防水層(中塗り・上塗り)
続いて、ウレタン防水材を2層に分けて塗布しました。中塗りでは全体にしっかりと膜厚を確保し、上塗りでは表面の仕上がりと強度を重視。これにより、継ぎ目のない完全な防水層が形成されました。

 

⑥トップコート仕上げ
最後に、紫外線や風雨から防水層を守るトップコートを施しました。このコートにより、防水層の耐久性はさらに向上し、見た目も美しく整いました。

 

◆ 波板の交換工事
防水工事とあわせて、ベランダ上部の波板(ポリカーボネート製)の交換工事も行いました。
既存の波板は長年の風雨と紫外線による劣化で、穴あきや割れ、変色が激しい状態でした。新たに耐候性・耐衝撃性に優れた高品質ポリカ波板を使用し、しっかりと固定金具で設置。見た目も明るくなり、日差しを柔らかく取り入れながら雨の侵入をしっかり防ぐ仕様に仕上がりました。

 

◆ 施工後の状態とお客様の声
施工完了後、試験的な散水テストを実施したところ、雨漏りは完全に解消されており、室内側にも一切の異常は見られませんでした。お客様からは、「これまで何度か他の業者に依頼しても直らなかった雨漏りが、ようやく完全に止まりました。見た目も綺麗で安心して過ごせます。本当にありがとうございました!」という嬉しいお言葉を頂戴しました。

スタッフからのコメント

■赤外線カメラ×目視点検がカギ
雨漏り調査では「勘」や「経験」に頼る部分もありますが、それだけでは限界があるのも事実。今回の調査では、赤外線カメラを使用して温度差から雨水の侵入経路を可視化し、さらに目視点検で細かい劣化・破損箇所を確認。
その結果、防水層の浮きと波板の亀裂という、二重の原因が浮かび上がりました。

■見た目が変わらなくても、安心が手に入る
外壁やベランダの防水工事は、屋根や外壁塗装のように「見た目が劇的に変わる」ものではないことも多いです。しかし、防水処理や波板交換は建物の寿命を守るために極めて重要な処置。しかも今回のように「目に見える雨漏り」がある場合は、すでに建材内部へのダメージが進行している可能性が高く、早急な対応が必要です。
 

【よくある質問】『雨漏り修繕の作業期間はどのくらいですか?』など掲載

■まとめ
・雨漏りは意外な場所から起こる(ベランダ・波板・防水層の浮きなど)
・原因を特定しないままの修繕は“再発リスク”大
・赤外線カメラ×目視点検の組み合わせで原因を追跡
・見た目以上に「安心」が手に入るのが防水工事の価値

 
「何度直しても雨漏りが再発する…」という方は
まずは、本当の原因を見つけるプロの調査をご相談ください。
 
【無料お見積り】雨漏り修繕の経験豊富なスタッフがご相談を承ります

CONTACT

お問い合わせ

住まいのお悩みを株式会社アビリティに
是非ご相談ください。

TEL お電話